嵐山町web博物誌・第6巻「郷土史アーカイブ」
第7節:七郷村郷土研究(抄)
嵐山町立七郷小学校に保存されている板倉禎吉編『郷土研究』(全848頁)を抄録します。
本書には奥付がなく、学校沿革誌には1913年(大正2)板倉禎吉編『郷土研究』が県より表彰を受けるとあります。これは、俵木金三郎校長の時代(1912年4月〜1914年3月在職)。同書緒言に、「余は明治四十三年より之れに意を今迠しらべた」とあるため、板倉が同書を編さんしたのは、1910年から1913年の間であることがわかります。編さん年は1913年としました。
第一編 緒論
第二編 郷土研究
第一章 郷土の陸界
第二章 郷土の水界
- 第一節 水界の觀念
- 第二節 海洋の觀察點
- 第三節 港湾
- 第四節 海洋の觀察
第三章 郷土の天文及び気界
第四章 郷土の博物界
第五章 七郷村の觀察
- 第一節 七郷村の位置
- 第二節 七郷村の土地
- 第三節 住民及び分業
- 第四節 農業の觀察
- 第五節 七郷村の生産及び需用
- 第六節 村の政治
- 第七節 七郷村に於ける人類團體
- 第八節 七郷村の家庭の觀察
- 第九節 七郷村の宗教
- 第十節 七郷村の沿革
- 第十一節 七郷村の交通
- 第十二節 七郷村の風俗習慣
第六章 七郷村と隣村との比較觀察
- 第一節 他町村との比較觀察
- 第二節 村の形と位置
- 第三節 町の觀察
- 第四節 村と町