近世・近代・現代の歴史的事柄に真の評価を下すには、まだまだ歳月が必要なものも多いのではないでしょうか。
この巻では、歴史的物事の詳細な解釈や結論づけは、あまりしていません。これらの記事や資料をご覧になり、みなさん自身でその歴史的評価をしていただきたいと思っているからです。
さて、この巻のタイトルに使われているアーカイブ(archive)という言葉は、公文書または公文書の保存所という意味で、重要記録を保存・活用し、未来に伝達するという意味でも使われます。
「郷土史アーカイブ」には、私たち故郷の歴史を保存・活用し、後世に伝えていきたいという気持ちを込めました。
郷土の歴史を深く知ることが、嵐山町を愛する気持ちにつながり、これからみなさんが、嵐山町の未来を作っていく上での一助となれば幸いです。
平成25年12月
「現代」の調査対象期間は一部を除き、2011年(平成23)までとした。
引用文中のルビは( )括弧で示した。原文にルビが無くとも、必要と思われる箇所には同様の方法でルビを表示した。また、和暦の隣にも( )括弧で西暦を表示した。引用文中の誤りや分かりにくい箇所には【 】括弧で訂正・説明を加えた。
注釈はページ下部ではなく、見やすさを優先して引用文中の該当語句が含まれる段落直後に多く入れるようにした。