嵐山町web博物誌・第4巻「嵐山町の原始・古代」
7.行司免ムラの土器群
273号住居跡出土土器
一軒の住居跡から形がほぼ復元できた土器が20固体余り出土しました。深鉢形土器が大部分で、浅鉢形土器と器台形土器が数点あります。
中期の土器
もしも、4000年前の嵐山町に旅することができたなら、そこかしこで大勢の縄文人に出会うことができるはずです。
実際にこうした姿を目にすることはできませんが、人々の生きた証しは、遺跡と遺物という形で残されています。縄文時代中期は、現代とほとんど同じような気候で環境の変化もなく、人口が最も増大した時期でした。こうした社会環境の安定がもたらす、豊かな生活と心のゆとりは、丹念な装飾を施した華麗な土器に象徴的に表れています。