嵐山町web博物誌・第5巻「嵐山町の中世」
COLUMN
4.コラム:いろいろな石塔
中世には五輪塔のほかにも、宝篋印塔(ほうきょういんとう)・宝塔(ほうとう)・層塔(そうとう)・笠塔婆(かさとうば)・角塔婆(かくとうば)など、いろいろな石塔が造られました。とりわけ宝篋印塔は、本来の意味では「宝篋印陀羅尼経(だらにきょう)」という仏教の経典を塔内に納めたものですが、中世では墓塔によく使われています。時代とともに形の特徴もやや変わりますが、関東形式の典型的な形は図のようなものです。
中世には五輪塔のほかにも、宝篋印塔(ほうきょういんとう)・宝塔(ほうとう)・層塔(そうとう)・笠塔婆(かさとうば)・角塔婆(かくとうば)など、いろいろな石塔が造られました。とりわけ宝篋印塔は、本来の意味では「宝篋印陀羅尼経(だらにきょう)」という仏教の経典を塔内に納めたものですが、中世では墓塔によく使われています。時代とともに形の特徴もやや変わりますが、関東形式の典型的な形は図のようなものです。