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嵐山町web博物誌・第3巻「嵐山ジオロジア」

第2節:地形とくらし
COLUMN

河岸段丘のでき方


河岸段丘は、浸食する時期と堆積する時期が交互に繰り返されつくられます。

  1. 平坦な地形ができると、そこへ川が礫や砂を運んできます。
    河岸段丘の出来方|図1
  2. 土地が相対的に隆起すると海面が低下し、浸食作用が活発になり谷地形ができます。
    河岸段丘の出来方|図2
  3. 土地が相対的に沈降すると海面が上昇し、堆積作用が活発になり平坦面ができます。
    河岸段丘の出来方|図3
  4. 「2〜3」を繰り返し、段が増えてゆきます。
    河岸段丘の出来方|図4

※多くの場合、土地が頻繁に隆起・沈降を繰り返すのではなく、氷期・間氷期の繰り返しにより海面の低下・上昇が起こります。

第2節:地形とくらし