嵐山町web博物誌・第3巻「嵐山ジオロジア」
第1節:台地の形成
第1節:台地の形成
菅谷台地の航空写真(図示入り)
菅谷台地付近をほぼ南から北に向かって撮った航空写真です。
都幾川の北に畑や林が発達した場所があり、その中に菅谷館跡があります。このあたりには、数段の段丘面があることが写真からもわかるでしょう。
台地の上は広く段丘面が発達しており、この面上に菅谷の街があります。
都幾川の南側にもなだらかな段丘面が発達していて、畑や田んぼとして利用されています。画面右下の小高い段丘面を利用して大蔵の集落があることもわかります。
一方、市野川の北側には、比企丘陵が広がっています。こちらは、斜面地が多いため、林や森が多くなっています。
この節では、菅谷台地などの嵐山町の地形の生い立ちを紹介します。
第1節:台地の形成