第四紀(約260万年前)に入り、新第三紀の海が干上がり陸地となった後、現在の関東山地側が隆起します。 その影響を受けて嵐山町付近も少し隆起しました。 それに伴い都幾川や市野川が土地を浸食し、しだいに現在のような丘陵や台地を形づくったのです。
私たちの先祖は、できあがった台地に住み、土地の特性をうまく活用してくらしてきました。
この章では嵐山町付近の土地や地形の成立と、その自然をうまく活用してきた様子を紹介します。