嵐山町web博物誌・第7巻【祭りと年中行事編】
4.セチ|家の行事
本家や分家などふだんからつきあいのある家へは年始まわりをしますが、それとは別に本・分家を中心とした親戚や知人を呼んで正月を祝う宴を行います。これをセチあるいはセチブルマイといい、家によって日が異なります。セチではうどんをうって振る舞いますが、それまではうどんをうってはいけないと言われていました。「セチがうどんのうちはじめ」なのです。これは今でも行われています。
家によっては、三が日の朝の食事はうどんと決まっているところもありますが、このような家でもセチまではうどんをうつことはなく、正月前にたくさんうっておきました。
一の重(じゅう)。紅白のかまぼこ、伊達巻(だてまき)、昆布巻など。
二の重。“豆に働くように”黒豆、“今年も豊作でありますように”田作。ほかに、栗きんとんも。
三の重。彩り鮮やかな煮しめ。おいしそうなセチ料理の数々です。
きんぴらごぼう。
なます。
うどん。「セチがうどんのうちはじめ」