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嵐山町web博物誌・第7巻【祭りと年中行事編】

6.施餓鬼|家の行事,現在の行事

施餓鬼の様子|写真
施餓鬼の様子(鎌形、班渓寺)お坊さんが大勢来てお経を上げています。

 仏教では、生前の悪い行いのために死後の世界で喉が針の穴のように細くなり、体は痩せて、常に飲食を求めて苦しむことを餓鬼道(がきどう)に落ちるといいます。死後そのようなことが無いように、生前から善行を積み、布施(ふせ)を施し、身を清浄に保つことが施餓鬼であるといいます。
 しかし、現在の施餓鬼では先祖供養のための塔婆(とうば)をいただきににお寺に行くというのが主な目的であるようです。所によってはお寺の都合により、盆の期間以外にやるところもあります。普通は先祖代々で一本の塔婆をいただき、回忌(かいき)があると二、三本もらいます。施餓鬼の時にいただく色紙(いろがみ)は、大根の種をまいたときに畑に立てました。

水ぶけ|写真 みそはぎを束ねたもので水をかけます。
(菅谷、東昌寺)

塔婆をいただく|写真1塔婆をいただく|写真2
塔婆をいただいてかえります。

施餓鬼幡|写真 施餓鬼幡(せがきばた)には5人の如来(にょらい)の名前が書かれています。

色紙

【盆の風景】

盆棚の飾り|写真
 施餓鬼のときに配られる色紙は、青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の五色の紙で出来ています。大根の種を蒔いたときに畑に立てると、もぐら除けになるといいました。
 同じ五色の紙で、七夕の短冊や盆棚の飾りも作られています。

色紙|写真
盆棚に飾られた色紙。