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嵐山町web博物誌・第1巻「嵐山町の動物」

第5章:人家周辺の主な動物たち

第6節:子どもの遊びと動物

1.夏休みの昆虫採集

〜昆虫採集は自然を理解する近みちです。〜

   

昆虫採集の写真 以前は夏休みになると、子どもたちは近所の雑木林などに虫採りに出かけました。ゲームや学習塾がなかった時代、遊びは子どもたちの日課であり、近所の友達といっしょに自然の中へ飛び出し、そこでは生きものたちとのふれあいがありました。最近ではあまり見かけなくなりましたが、網と虫かごを持って、家の周りを探検する子どもたちの姿はとても健康的です。ここでは自然が大好きな子どもたちのために、ちょっとだけ虫採りのコツを教えてあげましょう。

手作りの標本箱の写真 夏休みの宿題に、昆虫採集をした経験のある人も多いでしょう。お菓子の空き箱などを使ってりっぱな標本箱を作り、大切な標本をかっこよく並べてみると、それはもう宝物のようなものです。

   
 
  • 手作りの蜜を塗った木の幹の写真 カブトムシやクワガタムシを採りたければ、樹液をまわるのも良いですが、手作りの蜜を塗っておびき寄せるのもひとつの手です。黒砂糖とビールを煮詰めたり、バナナとお酒を混ぜて寝かせておいたものを...全文
  • セミ採りの写真
    昔はオニムシ(クワガタムシのこと)採りやバッタ採りと並んで、セミ採りは人気の遊びでした。竹や針金で作ったわくに、コガネグモなどクモの巣をいくつもからめて、セミの背後から長い竿を近づけてクモの巣にはりつけて採るのです。
  • 捕まえたトンボの写真トンボ採りも人気の遊びのひとつでした。水面をスゥーッと飛ぶオオヤマトンボやギンヤンマを網で採ったり、赤とんぼの眼を指でまわして捕まえたり...全文