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嵐山町web博物誌・第5巻「嵐山町の中世」

第3章について

 第3章は、幻の大寺院平沢寺をとり上げています。1997年に行われた発掘調査で方三間の仏堂跡が発見されました。あらためて平沢寺の存在が注目されたのは記憶に新しいところですが、鋳銅経筒に刻まれた秩父重綱とみられる人物や畠山重忠との関係が明らかになるにつれて、平沢寺は町の中世史を解明する一つのキーポイントになるものでした。