嵐山町web博物誌・第2巻【植物編】
第2節:B地区の植物
3.嵐山渓谷—春
北側散策路エリア
遠山入口に近い散策路ではエゴノキの花が見られます。
道沿いにはセリバヒエンソウ、タチツボスミレ、オニタビラコなどの花が見られ、タケニグサ、イタドリ、ベニシダの芽立ちも見られます。
やや暗いところでは、マムシグサ、ヤブニンジン、ホウチャクソウ、ヤブジラミ、ヤブレガサなどが見られます。
北側散策路の中間あたりから南では、春の盛りにはフタリシズカ、コアジサイ、ヤマツツジの花が見られます。
半島・大平山・東側散策路エリア
半島のあずま屋付近では、コウゾリナ、シロツメクサ、ウワミズザクラが見られます。
嵐山渓谷は、紅葉の仲間が多く葉や花、実の色の変化が楽しめます。
あずま屋から南へ散策路を進むとガマズミ、フデリンドウ、コンロンソウ、ノアザミなどを見ることができます。
半島先端部の草地では、桜の花は終わり、春の若葉で包まれています。川面に映る新緑とエゴノキの花は絶景です。
第2節:B地区の植物