嵐山町web博物誌・第2巻【植物編】
第1節:A地区の植物
第1節:A地区の植物
嵐山町概観図
地区割の詳細は、こちらを参照。
A地区は、ほぼ旧七郷村にあたる地区です。ここは複雑に入り組んだ丘陵とその間を流れる小さな川が連続しています。
その水源はたいてい、かんがい用のため池です。「小さな沢には、一つずつ小さなため池がある」と言われるほど多くのため池があります。
農業では、山を守り水源を確保することがなにより重要であるといえます。
守られた林のクヌギやコナラは、薪として使われたり、炭焼きに利用されたりしていました。
落ち葉は、田畑の大切な有機肥料でありました。
A地区では、関越自動車道が南東から北西に走っています。嵐山小川インターチェンジの北東には花見台工業団地があります。
関越自動車道と花見台工業団地の開発以外では、昔と大きく景観を変えていないと考えられます。
A地区は、山林や農地への手入れが非常に行き届いている地区です。
第1節:A地区の植物