嵐山町web博物誌・第2巻【植物編】
第1節:A地区の植物
1.A地区の風景
ムラサキシキブ
ミヤマウグイスカグラ
A地区は100m弱の標高を持ついわゆる里山とその間を埋めるようにある耕地で構成されています。
里山を構成する植物は主に落葉広葉樹で、高木のクヌギ、コナラ、ヤマザクラ、低木のムラサキシキブ、ミヤマウグイスカグラなどが見られます。
里山は現在でも比較的よく手入れがされており、耕地の重要な堆肥資源として活用されています。
耕作放棄は少なく手入れが行き届いているだけに、耕地周辺の植物は単一化されています。
一方、ため池周辺は比較的、多くの種類が残っています。
第1節:A地区の植物