嵐山町web博物誌・第2巻【植物編】
1.はじめに
調査期間
今回の調査は2008年3月から2011年12月までの約4年間をかけて行いました。
厳冬期を除き毎月2〜3回のペースで、季節と調査場所を変えて実施、嵐山町の全ての地域に片寄りがないよう心がけました。
また、調査においては河川敷や山林などを除き、道から離れて民地などに入らないよう配慮しました。
調査方法
野外調査では、その場で同定(植物の名前を確認すること)できたものは撮影・メモ等の記録を行いました。同定の困難なものに限り持ち帰って確認・同定の作業を行いましたが、原則として証拠標本は作成しないことにしました。
調査対象
調査の対象は、シダ植物以上の高等植物(野生植物、もしくは帰化植物・逸出植物)としました。
栽培植物や園芸植物などは対象外としましたが、町の天然記念物等のものは一部、掲載しています。
記載について
植物の生育場所は、貴重な植物の保護のため、原則として記載しないことにしました。
調査に用いた植物の和名や科名などは、主に平凡社の日本植物図鑑I・II・III、木本 、シダ、帰化植物の各書によることにしました。