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第6巻【近世・近代・現代編】- 第5章:社会

第3節:災害・消防・警察

風水害

台風對策臨時村会 十月三十日招集

九月二十六日夜半本土を襲つた伊勢湾台風は、本村にも、家屋倒壊、破損等、広範囲な被害を起したが、村では、二十七日職員を臨時召集して被害調査、更に各字区長に依頼して部内の被害状況調査の結果、略被害の全ぼうが明かになつたので、三十日臨時村会を開いて、この対策を協議した。
この結果、学校、役場、駐在所等の公有財産の復旧のため、二十万円、村民住宅附属建物等の被害に対して十万円の支出をすることに決定した。
尚被害は、家屋全壊三、半壊十、物置等全壊三十である。
又、土木産経委員会では、九月二十八日村内被害状況を視察したが、土木関係の被害は軽微であることが判明した。

『菅谷村報道』104号 1959年(昭和34)10月12日
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