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第6巻【近世・近代・現代編】- 第2章:政治・行政

第3節:昭和(町制施行後)

嵐山町

日赤の旧社屋鎌小で第二の人生

 日本赤十字社埼玉県支部の旧社屋が鎌形小学校に移転され、社会教育施設として第二の人生を歩むことになりました。
 この社屋は、明治三十八年に浦和市に建築されたものですが、埼玉県が県民休養地事業の一環として、鎌小に移築しこの三月町に寄付したものです。
 学校では、この建物を講堂、音楽室、図書室などに利用しています。

日本赤十字社埼玉県支部旧社屋|写真
▲鎌形小学校の校庭に移築された日本赤十字社埼玉県支部旧社屋

 この建物は、18世紀から19世紀中頃のヨーロッパ古典主義技法の中で流行したピクチュアレスク(絵画的な奇抜なデザイン)を模倣したものだそうです。

『嵐山町報道』314号 1983年(昭和58)5月20日
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