ページの先頭

第6巻【近世・近代・現代編】- 第2章:政治・行政

第3節:昭和(町制施行後)

嵐山町

発車した駅東区画整理 ——駅東土地区画整理組合が発足——

 総面積三十一・四ヘクタール 総事業費十七億三五〇〇万円

駅東土地区画整理事業計画図
 駅東土地区画整理組合の設立総会が十月十一日、中央公民館で開かれ、全議案が原案どおり可決されました。
 長年の懸案であった駅東側の区画整理事業が、いよいよ本格的に動きだすことになったわけであります。
 この日は、町長、県住宅都市部長などを来賓に迎え、組合員一四三名が参加して行われました。
 事業の計画区域は上図のとおり武蔵嵐山駅に隣接した大字菅谷、志賀、川島にまたがる町内の一等地三十一・四ヘクタールです。
 総事業費は、十七億三五〇〇万円ですが、事業は昭和五十七年度(1982)から六十一年度(1986)までの五カ年計画で実施されることになっております。
 地区内には、駅前広場(二五〇〇平方メートル)、公園四カ所、都市計画道路として、幅員十五メートルの駅東通り線(仮称)、幅員十二メートルの平沢川島線(仮称)が計画されております。
 この計画が完遂されるまでにはいろいろな障害もあるでしょう。しかし、町の玄関として今後、計画的に発展させなければならない地区であり、組合事業の円滑な推進が望まれます。

『嵐山町報道』309号 1982年(昭和57)10月30日
このページの先頭へ ▲