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第6巻【近世・近代・現代編】- 第2章:政治・行政

第2節:昭和(町制施行前)

菅谷村

武蔵嵐山観光協会設立 初代会長に関根村長

 従来の観光協会が種々悪条件に悩まされて不活動のまま今日まで放置されて来た。関根村長を初めその他有志はこの放置状態の協会に注視し都市計画を機会に観光協会の改組設立を熱望し、本村観光事業の振興を企図して去る五月以降設立準備委員会を組織した。以来数度の会議を重ねてその設立準備に取組んで今日に至った。いよいよ機熟して去る七月十五日、東昌会館を会場として会員一二〇名に上る参加を得、盛大な設立総会をもつことができた。
 当日の総会日程の主な議事は
1会則の審議
2役員の選出
3事業計画の審議
4予算の審議
等で本会則によれば会員は通常会員特別会員の二種に分れており、通常会員は議会区長会商工会役場教育委員会文化財保護委員会補導委員会を母体とした約一七〇名で組織し特別会員は今後三〇名を目安に加入をすすめることになっている。
 次に役員選出については少々手間どったが、会長に関根村長を副会長に商工会側より山岸宗朋氏を区長会代表青木高氏をそれぞれ推すこととなった。
 初代役員の顔ぶれは次のとおり
会長 関根茂章
副会長 山岸宗朋 青木高
理事 宮本一郎 島本圭三 金子利一 山下伝次郎 島田忠治 杉田中三 米山永助 杉田俊雄 吉野栄一 内田富雄 関根昭二 奥平武治 安藤専一 長島喜平 権田和重
監事 高橋行雄 奥平美太郎
事務局 局長 安藤専一
    職員 内田房男 中村昇 内田千枝子
 なお本会通常会員の会費は一口三〇〇円で会員は一口以上持つこととし、特別会員は会費三、〇〇〇円以上と決定された。
 会員以外の方で、入会希望の方は菅谷中央公民館又は役場の係まで遠慮なく申し込まれるようおすすめする。

『菅谷村報道』169号 1966年(昭和41)9月15日
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