第6巻【近世・近代・現代編】- 第1章:地誌
『わたしたちの町 らんざん』昭和52年(1977)
二、町の人々のしごととくらし
(6)工場のしごと
昭和三十五年ごろから嵐山町にも、たくさんの工場が、東京方面から進出してきました。食品をつくる工場、自動車の部品をつくる工場、電気機械や器具の部品をつくる工場など内容は、いろいろですが町の発展のためにも大いに役立っています。
表:嵐山町の工場しらべ
昭和50年(1975)12月 工業とうけい調査
嵐山町社会科研究部『わたしたちの町 らんざん』(1977年3月)
工場名 じゅうぎょう員 仕事の内容
明星食品 111 めんるいのせいぞう
明星リッチー 52 〃
明星フード 64 ラーメンのスープ
◎さとうらし 108 ナット
昭和機器工業 112 自動車の部品、こううん機の部品など
竹内化学工業 44 タック紙
嵐山プレス 49 カーステレオなど
◎望月メッキ工業 42 計さん器のふぞく部品
東鋼工業 30 電線用スチールドラム
菱沼せい作所 60 ダイカストマシン
◎内田せい作所 20 カメラ部品
嵐山町にはこの表の会社を含め48の会社があります。
◎印の会社はせい品の一部を外国へゆ出しています。