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嵐山町web博物誌・第2巻「プランタ」

第3節:注意すべき植物

3.有毒植物

さわっただけでは特に体に害はありませんが、口に入れると中毒を起こす危険な植物を紹介します。

ヤマトリカブト
ヤマトリカブト|写真 有毒成分のアコニチンが植物全体に含まれます。中毒症状は吐き気、よだれ、下痢、呼吸困難を起こして死亡することもあります。
アジサイ 栽培
アジサイ|写真 意外かもしれませんが有毒です。料理の飾り葉を食べて中毒を起こした例もあります。嘔吐、めまい、頭痛などが起こります。
アセビ
アセビ|写真 有毒成分のアンドロメドトキシンが若枝や葉に含まれます。中毒症状は嘔吐、麻痺、よだれ、痙攣などを起こして死亡することもあります。
ヒガンバナ
ヒガンバナ|写真 有毒成分のリコリンが全体、特に地下茎に多く含まれます。中毒症状は嘔吐、痙攣などです。
ヨウシュヤマゴボウ
ヨウシュヤマゴボウ|写真 子供が色水遊びなどで遊びますが、植物全体、特に根に有毒成分を含みます。中毒症状は嘔吐や下痢などです。
キツネノボタン
キツネノボタン|写真 食べると粘膜を刺激して炎症を引き起こします。かぶれる植物に示したタガラシとセンニンソウは、本種の仲間です。
第3節:注意すべき植物