第6巻【近世・近代・現代編】- 第5章:社会
消防
將軍沢部落にサイレン設置 將軍沢の警鐘はバチヤンバチヤンと破れなべを叩くやうな響きをもつていたがこのほど部落民の手によつて菅谷村第三番目のサイレンを設置するといふ進歩ぶりを示した。総費用一万五千円で火の見櫓から新しく取替へサイレンも停電の時を考慮に入れて手廻しといふ念の入れ方である。 『菅谷村報道』11号 1951年(昭和26)2月10日
將軍沢の警鐘はバチヤンバチヤンと破れなべを叩くやうな響きをもつていたがこのほど部落民の手によつて菅谷村第三番目のサイレンを設置するといふ進歩ぶりを示した。総費用一万五千円で火の見櫓から新しく取替へサイレンも停電の時を考慮に入れて手廻しといふ念の入れ方である。