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第6巻【近世・近代・現代編】- 第5章:社会

第3節:災害・消防・警察

消防

昭和初期の消防組役員(菅谷消防組、七郷消防組、功労者)

 菅谷消防組の第1部は菅谷、第2部は川島(この時期は志賀元広野)、第3部は志賀、第4部は平沢、第5部は遠山、第6部は千手堂、第7部は鎌形、第8部は大蔵・根岸・将軍沢におかれました。
 七郷消防組では第1部は古里、第2部は吉田、第3部は越畑、第4部は勝田、第5部は広野、第6部は杉山、第7部は太郎丸におかれています。役員氏名の誤植は【  】内に訂正してあります。後に村会議員になっている人物が多いように見受けられます。

菅谷消防組

 大正七年(1918)十一月二十九日設置、組頭一名、部長八名、小頭十九名、消防手四百八名、計四百三十六名。
組頭 杉田富次
第一部長 根岸福次  小頭 関根清一  同 坂本金兵衛【松本金兵衛】
第二部長 横田一重【権田一重】  小頭 島﨑和一郎  同 権田豊治
第三部長 大野幸太郎  小頭 内田留太郎  同 大野義次  同 栗原福松
第四部長 村田佐平  小頭 内田茂  同 奥平昇
第五部長 杉田光慶  小頭 山下邦治  小頭 小菅山福治
第六部長 瀬山幸太郎  小頭 関口利平  同 瀬山直治
第七部長 杉田庄次郎  小頭 内田武一 同 小林才治 同 吉野文雄
第八部長 山下彌五郎  小頭 小澤彦八 同 吉澤花平  同 金井梅吉

『埼玉県消防発達史第一編』306頁 1933年(昭和8)7月

七郷消防組

 大正十年(1921)四月十九日設置、組頭一名、部長七名、小頭二十一名、消防手三百五十七名、計三百八十六名
組頭 栗原侃一
第一部長 飯島四郎次  小頭 安藤恵三郎  同 吉場順作 小頭 安藤寛一  同 飯島善蔵  同 荻山忠治
第二部長 中島千代理【中島千代種】  小頭 藤野胸義  同 小林惣三  同 小林近義  同 小林文助 同 川口重吉
第三部長 市川半兵衛[市川半衛]  小頭 船戸榮吉  同 馬場菊次郎  小頭 青木仲次郎
第四部長 田中昇  小頭 松本袈一  同 田畑周一
第五部長 永島進  小頭 横田勝造【権田勝造】  同 井上文雄
第六部長 金子忠良  小頭 初雁茂  同 内田幾喜
第七部長 中村保蔵  小頭 大澤利一  小頭 中村貞義

『埼玉県消防発達史第一編』307頁 1933年(昭和8)7月

消防功労者 七郷村 栗原侃一

 熊谷農学校出身にして、曽(かっ)ては南埼玉郡役所に多年農業技手たりし氏は明治二十二年(1889)生。現に消防組頭、村会議員、学務委員、衛生組合長、村農会長、現村長等々有(あら)ゆる名誉要職にありて村治上貢献せらるゝ其の功蹟は顕著なるもの頗(すこぶ)る多く、村民の信頼殊(こと)に篤(あつ)く又趣味の士。

『埼玉県消防発達史第一編』193頁〜194頁 1933年(昭和8)7月
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