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第6巻【近世・近代・現代編】- 第4章:教育・学校

第2節:幼稚園・保育園・小学校

菅谷小学校

菅谷小学校校歌

1917年(大正6)年制定
作詞:菅谷第一尋常高等小学校訓導 新井順一郎*1
作曲:東京高等師範訓導 田村虎蔵

一、とおの大平 山美しく
  都幾の川波 清らかなれば
  菅谷のむらと 名に負いて
  人の心も すがすがし

二、智あり仁あり 勇さえありて
  あるが中なる もののふ彼と
  人に知られし 英雄も
  かつてはここに 住みたりき

三、日々につとめん 学びのわざを
  たえずみがかん 心の玉を
  かくて止まずば 埼玉の
  玉の光も あらわれん

*1:作詞者は菅谷第一尋常高等小学校訓導新井順一郎と言い伝えられていましたが、県行政文書では芳賀矢一(はがやいち)です。東京帝国大学国語国文学教授であり、「うめぼしのうた」の作詞者だと言われています。

「うめぼしのうた」歌詞
二月三月花ざかり、うぐひす鳴いた春の日のたのしい時もゆめのうち。
五月六月実がなれば、枝からふるひおとされて、きんじょの町へ持出され、何升何合はかり売。
もとよりすっぱいこのからだ、しほにつかってからくなり、しそにそまって赤くなり、
七月八月あついころ、三日三ばんの土用ぼし、思へばつらいことばかり、それもよのため、人のため。
しわはよってもわかい気で、小さい君らのなかま入、うんどう会にもついて行く。
ましていくさのその時は、なくてはならぬこのわたし。

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