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第6巻【近世・近代・現代編】- 第3章:産業・観光

第3節:農耕・園芸

農繁期防犯月間

 麦刈、田植等一家総出の野良仕事で、家は自然老人や子供が留守居をすることになるが、その間隙(かんげき)をねらって空巣(あきす)や押売(おしう)りがばっこするおそれがある。そこで自警団では警察と呼応し、七月九日までを防犯月間と定めて警戒をすることになった。この間中学生の協力による防犯ポスターを配り、防犯立看板を立てて村民の警戒心を喚起している。

『菅谷村報道』23号 1952年(昭和27)7月1日

農休み

 本年は天気都合もよく農繁期の仕事も順調にかたづいているので、例年のやうに七月初旬に恒例農上りが出来るだらうといふ。期日は六月末に区長が協議して決定することになるだらうが、大体十三日前後と見られている。

『菅谷村報道』23号 1952年(昭和27)7月1日

農休み

 六月三十日、各字代表は役場会議室に集って、主として今夏の農休みの期日について協議した。その結果、大体十三日の日曜を中心に三日間ということになったが、菅谷は津島神社の例祭、鎌形は八坂神社の例祭の関係で若干前後することになった。

『菅谷村報道』24号 1952年(昭和27)8月1日

青年団散髪奉仕

 大字千手堂青年団では毎月一日、十五日に公会堂で、字民の為に散髪の無料サーヴィスをしているが、七月は農休みの十二日に実施して字民を喜ばせた。

『菅谷村報道』24号 1952年(昭和27)8月1日
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