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第6巻【近世・近代・現代編】- 第2章:政治・行政

第4節:平成

平成の大合併

モニター通信

このコーナーでは、モニター*1の皆さんからいただいた、町政についての意見・提案、地域情報などを紹介します。

*1:「町政モニター」のこと。

「市町村合併について」

 町が東松山市と仮に合併した場合、市が行政の中心地となり、町行政はさまざまな面で主体性が失われることは考えられます。一例として、町には出張所や地区センターなどに置き換えられることもあります。しかし、それとて行政機関には変わらず、今後は公文書送付の電子化などにより、そう大きな被害はないと思います。さらに言えば、合併は目先のメリットやデメリットを尺度として考えるのは的を射ていません。地域のエゴでなく、5年・10年いや子孫の代まで考えて、結論を出すべきです。
 ここで最も大事なことは、市町村や住民が自主的な判断の元に、合併を考えていくことです。将来にわたって「わが町:嵐山」をどうするのかという視点で、ものごとを考えるべきではないでしょうか。しかし、この問題解決にタイムリミットがあることはネックとなっています。
 最後に町行政に期待することは合併に関する情報の提供を含め、地域住民の判断資料となるべきものを、できるだけ早く、できるだけ多く公開してほしいということです。

嵐山町広報『嵐山』133号 2002年(平成14)11月1日
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