第6巻【近世・近代・現代編】- 第2章:政治・行政
平成の大合併
市町村合併を考える3
今回は、県が策定した合併パタ−ンをご紹介します。
●合併パタ−ンとは?
合併パタ−ンとは、市町村や住民が合併を身近な問題として捕らえ、具体的な検討が容易となるように示した参考例です。
県では、できるだけ多くの県民や市町村が合併について議論をかわすように、複数の合併パタ−ンを例示しています。
なお、市町村の結びつきについては、地域にさまざまな考え方があります。合併パタ−ンとして例示した組み合わせのうち市町村数が多いところでは、隣接同士など、より小さな組み合わせの合併から段階的に検討していく。または、合併パタ−ンの例示とは別の組み合わせを検討することも考えられます。●具体的な市町村の組み合わせ
1 県内の都市化傾向が著しい地域は、比較的財政が豊かで人口規模が大きいものの、面積は小さいという特徴があります。
そこで、こうした地域は地方分権の成果を最大限活かすため、中核市(人口30万人以上で面積100km2以上)、特例市(人口20万人以上)、彩の国中核都市(人口20万人以上)への移行を目安としています。2 比較的人口が低い地域は、合併後の面積に配慮しながら、住民に最も身近な地方公共団体として必要な行政サ−ビスを適切に運営できる規模や合併によるスケ−ルメリットを生かした効率的な行政運営が期待される規模を目安としています。
パタ−ン① 東松山市、滑川町、嵐山町、吉見町(1市3町)
パタ−ン② 東松山市、滑川町、嵐山町、小川町、都幾川村、玉川村、東秩父村、吉見町(1市4町3村)
パタ−ン③ 東松山市、滑川町、嵐山町、小川町、都幾川村、玉川村、川島町、吉見町、東秩父村(1市5町3村)
問合せ 役場 企画課 企画振興係 【内線番号省略】
嵐山町広報『嵐山』129号 2002年(平成14)9月1日