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第6巻【近世・近代・現代編】- 第2章:政治・行政

第3節:昭和(町制施行後)

嵐山町

嵐山町長選挙 無投票で関根昭二氏が初当選
健康で活力ある町づくりを

 合併以来4人目の町長に、前議長で新人の関根昭二氏が就任しました。任期満了(九月八日)に伴う嵐山町長選挙は八月二十八日告示、九月二日投票・選挙会の日程で執行されました。今回の選挙は、関根茂章前町長の勇退ということで注目されましたが、結局、立候補届をしたのは、関根昭二氏一人だけで無投票で投票が決まりました。


町長就任に当たって

               関根昭二

 このたび嵐山町長に就任いたしました。
 私は新たなる決意と情熱をもって嵐山町の発展と住民福祉のために全力を傾注いたす所存であります。
 町民各位のご理解とご協力を切にお願いしたします。
 関根前町長は五期二十年間にわたり嵐山町政を担当し、大きな事業と足跡を残されました。
 嵐山町が今日見るが如き発展をとげたのは実に関根前町長の功績であります。
 また、関根前町長は人間的にも大変すぐれた方であり、私も常々敬服してきた一人であります。
 関根前町長は政治的にも人間的にも極めて卓越された方であり、まさに不世出の町長ではなかろうかと思うのであります。
 私は今日、この関根町政を継承し、さらにこれを発展させることが私に課せられた使命であると痛感いたしております。
 しかしながら、自らの微力を思うとき、はなはだ危惧の念を抱かざるを得ませんが、全力をあげて町民の信頼と期待に応えるべく努力をいたす所存であります。
 私は今回の選挙に当たり三つのまちづくりを提唱いたしました。
 第一は活力あるまちづくりであります。
 会社や工場を誘致することによって商工業を活性化し、経済的な活力をもたらそうとするものです。
 また住民の要望をできるだけすみやかに実現することによって行政への信頼を得、政治的活力を高めようとするものです。
 第二は健康的なまちづくりであります。人間は健康が第一です。そのためには運動によって身体を鍛えることが必要です。運動するには場所がなければなりません。総合運動公園をぜひ実現したいと思います。また病気にならないように予防医療につとめたい考えです。
 第三は文化的まちづくりです。
 快適な環境をつくるために下水処理事業を進め、ごみのないまちきれいなまちづくりを推進いたします。
 また文化的な施設として図書館や町民会館もつくりたいと思います。そうして豊かな心をもった人づくりができれば理想的な嵐山町が実現するのではないでしょうか。
 新しい体制のもと躍進する嵐山町を築くために全町民力を併せて頑張ろうではありませんか。
 町民各位の活力あるご支援を心から期待いたします。


新町長の略歴

 嵐山町大字菅谷出身
 松山高、国学院大学文学部卒
 昭和三十三年村教育委員、三十九年から三年間村教育委員長。
 昭和四十二年町議会議員初当選、四十八年九月から五十九年七月まで連続十年十カ月町議会議長。
 この間、県町村議長会副会長を三年、郡町村議長会会長を八年間努める。
 現住所=【省略】

『嵐山町報道』324号 1984年(昭和59)10月5日
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