第6巻【近世・近代・現代編】- 第1章:地誌
第二編 人文界
第七章 官公署
第一節 巡査駐在所
大字菅谷ノ西端ニアリ、前ニ松山小川道ヲ控ヘ且ツ菅谷児王道ノ分岐点ニ近シ。明治四十二年(1909)十二月開署式ヲ行ヒタリ。巡査馬場氏、村内有志ヨリ数百円ノ寄附金ヲ集メ、新築ノタメ奔走セシ結果ナリ。其後電話ヲモ架設シタリ
第二節 村役場
従前大字菅谷東昌寺ヲ仮用セシガ、去明治四十三年(1910)四月十日火災ニ罹リシニヨリ同所ノ西方ニ新築シ、明治四十四年(1911)六月廿八日ヨリ移廳執務セリ。構造ハ平家造ニシテ事務室、宿直室、會議室、人民扣室等アリテ模範トスルニ足レリト云フ
『菅谷村の郷土誌』1912年(明治45)?