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第6巻【近世・近代・現代編】- 第8章:女性の活動

第2節:ボランティア活動

一歩通信

一歩通信 48号 1996・10・20 一歩の会事務局

 お菓子のたよりがそこここから入り、まさに秋まっさかりです。定例会が下記のように開かれました。(出席者21名)

   経過報告
 10月5日行なわれた障害者福祉会との交流会は感動のひとことにつきるものでした。
 ボランティア活動をする団体と情報交換してきた今までの交流はそのなりの目的はありましたが、ハンディキャップをもつ人たちが自分のことばで語ってくれたその生き方は、参加した一歩の会会員に感動を与えてしまいました。
 いままでも障害者との関わりがないわけではありませんが、障害をもつに至った理由など聞く機会は全くなく、ましてや苦しみを強いられて生きねばならなかった時代も超えて、いま自立している人たちの話は交流会以前のことで、これから始まる交流のプロローグだと思いました。

参加した皆さんの感想から
 心うたれた。今までのなまぬるい生き方を反省した。これからどう関わるか考える。一歩の会への期待があるようだが、話相手になるとか、行政へのパイプ役などでもできたらよい。病気が原因でハンディを背負ったと聞き自分の問題でもあると思った。
 まとめ役の会長さんの話(報道取材で) 会員に連絡するにしても、障害によって直接会って筆談や、説明をして一人ひとりに理解してもらうのが大変な労力を必要とする。

   同日開催の行事ふたつ
 10月13日(日)はコロニー祭りとボランティア大会が重なり、それぞれに参加しました。以下に要約してお伝えします。
◆コロニーは開設20周年を迎えての行事で、模擬店の協力を依頼されて朝9時からの参加でした。記念式典では団体の部で感謝状を頂きました。(副会長ら5人参加)
◆伊奈の県民活動総合センターで開かれたボランティア大会は、「発見」わたしたちにできること 〜心のかようまちづくり〜」をテーマに6分科会で行なわれ、県内から300人の参加者が集まりました。
 第1分科会「高齢者の生活を支えるために」へ出席しましたが、行政主導の給食サービス活動の話が多く、あまり新鮮味はありませんでした。その中でボランティア活動は行政の補完であるべきだと発言した男性がいましたが会場からは何の反応もありませんでした。
 行政とは基本的に対等であって互いにパートナーシップで連携を保つ関係にあり、社協と行政のすきまを埋めるのがボランティアだと考えています。(武谷が会場で発言)

   お知らせ
 嵐山まつりが近づきました。
 例年どおり古本、不用品市を開きますが、自治会夏祭りの古本がかなりの量で残っていますので、マンガ本だけを集め、あとは不用品などの寄付をあおぐことにしました。
 雑巾を各自2枚以上縫いあげることがきまりましたのでご協力ください。
  11月1日(金)1時半より値札つけ。自治会館にて。雑巾持ち寄り。
  11月3日(日)当日 菅谷中学校校庭 午前8時半自治会館集合
 ご都合のつく方はご参加下さい。昼食あり。

 富樫さん、根岸さんが今月末で玉川村へ転出なさることになり、退会のご挨拶がありました。いろいろとお世話になったことに感謝します。お元気で。

◆お花の日 23日
◆愛情弁当サービス 11月19日(火)
 味の会の担当で会食です。オカリナの演奏という新メニューがあります。各団体の合同調理で3名ずつ参加します。参加者は次回の定例会できめます。
◆11月11日は定例会です。

 元準会員だった沢田さんが17日にお亡くなりになりました。らんざん苑を訪問した際お目にかかりお元気そうでしたのに。謹んでご冥福をお祈りいたします。

一歩の会『一歩通信』48号 1996年(平成8)10月20日
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