第6巻【近世・近代・現代編】- 第8章:女性の活動
一歩通信
一歩通信 40号 1996・1・20 一歩の会事務局
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
1月8日、恒例の新年会が紫雲閣で行われました。出席者18名が元気な顔をそろえ、プレゼント交換やゲームをまじえて楽しい時間を過ごしました。紫雲閣関係者や元会員の浜田さんか等から心づくしの差し入れもあってなごやかで賑やか、新年会らしく盛り上がり、時の過ぎるのも忘れるほどでした。
阪神大震災の1周年がめぐって来ました。あの1・17を機に大勢のボランティアの活動が報告されボランティア元年などともいわれました。人と人、心と心の交流が別な生き方を教えてくれるのがボランティア活動だと思います。
いまわしい事件、事故をひきずりながら迎えた平成8年ですが、一歩の会も心をひきしめて更に一歩前進したいところです。
新年会の冒頭に連絡事項がありましたので報告いたします。◆「障害者とふれあいの集い」
1月20日(土) 農構センター
町社会福祉協議会主催によるものです。
午前の部 レクリェーション
午後の部 記念講演 佐藤進氏
アトラクション
当会から5名が参加します。
◆おひるの集い 2班担当
1月26日(金)
◆お花 1月24日(水)
シクラメンは元気でしょうか。今年からお花のステーションが尾身さん宅に変わりますので間違わないようにご注意下さい。
但し、1、2月は4組7班の仮住まいです。根岸さんは富樫さんとご同居で1月末転居の予定です。本当に長いことお世話になりました。ありがとうございました。左のように定例会報告も少なく、おひるの集いも月末、何かで埋めなくてはならない余白をもてあましている時、古い資料の中から懐かしいものを見つけました。昭和57年版の「ボランティアだより」です。ガリ版刷りで更紙*1枚のものですが、10数年も昔のものなのに新鮮な思いが伝わってきます。ほんの一部ですがご紹介します。
目立ちたがりやもいない
尻ごみする人もいない
みんな善意の人ばかり
力まず たゆみなく
心と時のゆとりを
ほんの少しずつ持ちよって
誰かわからない
誰かが喜んでくれたら
助かったよと言ってくれたら
だいそれたことではない
どこにでもある小さなこと
でもひとりではできない
そんなことを
みんなでやりたい「一年を振り返って」仲間の声
A:何でも自分の体で、目、足で勉強しなければと思っています。
B:市の川を清掃した時翌日もその次の日も川を見に行きました。
C:僅かな力でも役にたつことがあるのなら……とそんな気持ちでグループに入っています。
D:安易な気持ちでのボランティア活動はできないと思ったのが実感。たいへん勉強になりました。
E:すべてが勉強になりました。特にユートピアでお年寄りに接しいろいろ考えさせられました。
F:今までとは違った意味での社会勉強になりました。(以下略)*1:ざらし。ガリ版刷りの定番、わら半紙をさす。
一歩の会『一歩通信』40号 1996年(平成8)1月20日