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第6巻【近世・近代・現代編】- 第8章:女性の活動

第1節:婦人会

菅谷婦人会『白梅』第1号1980

白梅発刊にあたって

            菅谷婦人会長 村瀬信子

 この度菅谷婦人会の機関紙として『白梅』の第一号を発行する事になりました。
 新年会の折、皆さんに名前をつけていたゞいた『白梅』は来年度から会員の方達の近況や意見、感想をのせ、忙しくて中々出て来られない方々のためにも続けてゆきたいと思いますので、よろしく御協力下さい。
 54年度婦人会もすべて終りました。この一年会員の方達の御協力に感謝いたします。又役員の方々は本当に御苦労様でした。婦人会は夫々忙しい方達のボランティアの気持に支えられているのだと思います。
 御存知のように嵐山町には沢山の婦人会がありますが、地域婦人会として全国的な組織に参加しているのは、この菅谷婦人会だけです。婦人会は友達が出来たり、勉強したり、自分の向上のためばかりでなく、少しでも地域のためにも役立ちたいものです。今年はベトナム難民のおやつ代かンパ等も協力しました。この一年親睦と健康をテーマに、しめくゝりに学習ボランティア活動をいたしました。
 幸せな事に、国立婦人教育会館が近くにあり、色々な施設を使って研修が出来て、特に体育部で10回にわたって行った水泳教室で、若い会員が新しく参加してくれました。
 みかん狩や札所めぐり等楽しい行事、そして皆さんの善意のチャリティーバザーも好評でした。今都会では、デパート等が企画して色々な教室が花盛りとの事です。婦人会も上手に活用すれば皆さんの希望する事が気軽に出来ると思いますので、生涯教育として多勢の力で盛り立てて行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

菅谷婦人会『白梅』第1号 1980年(昭和55)
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