第6巻【近世・近代・現代編】- 第7章:文芸・学術・スポーツ
町(村)民体育祭
村民体育大会盛大に挙行
菅谷チーム優勝合併後初の七郷、菅谷両地区合同による村民体育大会は、十月十四日菅谷小学校々庭で盛大は【に?】行はれたが、連年の覇者、菅谷チームが優勝し、鎌形チームが準優勝となつて、それぞれ優勝旗、優勝盃を授与された。気づかわれた雨も止んだ当日は、白線のラインと五方に張られた万国旗が鮮やかに映じ、煙火が次々と打ち挙げられて、大会気分をそゝつた。
午前九時二十分から開会され、田幡副会長の開会の開会のことば、国旗掲揚、前年度優勝の菅谷チームから優勝旗の返還、鎌形チームから優勝盃の返還があり、青木村長より激励のことばがあり小高審判長より審判上の注意があつて、同九時四十分から百メートル予選を皮切りに競技が開始された。
この日は両地区小・中学生の遊戯婦人会、青年団の踊りなど、観衆の注目を浴びた。
成績と記録は次のようである。村体入賞者(二位まで)
『菅谷村報道』75号 1956年(昭和31)11月10日
▽百米(男)
根岸恵治(菅)一二秒
初雁健司(杉)
▽百米(女)
関口一枝(千)一五秒六
内田久子(杉)
▽二百米(女)
内田ふじ(鎌)三三秒八
内田クラ(千)
▽四百米
大沢久保(太)五九秒
関口正己(勝)
▽八百米
内田誠次(平)二分一八秒九
中村順一(太)
▽千五百米
千野武久(古)四分三七秒五
佐々木三九三(菅)
▽五千米
内田清康(杉)一五分四七秒〇五
根岸辰男(菅)
▽走巾跳(男)
森下隆夫(吉)五米六二
辻沢英治(志)五米四六
▽走巾跳(女)
関口一枝(千)三米五六
関口せつ子(勝)三米五二
▽三段跳
中島時次(菅)一一米三六
島田敏夫(吉)一一米二〇
▽走高菅【跳】(男)
木村孝文(菅)一米五三
田中英雄(勝)一米五〇
▽走高跳(女)
長島道子(鎌)一米二六
青木みね子(越)一米二三
▽砲丸投(男)
船戸久行(越)一〇米三九
小林福次(吉)九米九六
▽砲丸投(女)
田島やす(越)七米八九
権田しげ(鎌)七米四七
▽砲丸投(壮年)
伊藤勝太郎(菅)九米六三
杉田善作(勝)九米四三
▽封皮競走
一、吉田又一(遠)
安藤秀雄(古)
二、久保田平三(越)
権田昭三(川)
三、山田巌(平)
関口昭次(勝)
▽豆拾ひ競走
一、木村兵六(菅)
内田与平(平)
二、杉田光義(鎌)
秋山宰作(将)
三、田中和重(勝)
根岸房野(志)
▽提灯竪【競】走
一、内田清臣(志)
荻山静(古)
二、青木三郎(越)
奥平武治(平)
三、杉田善作(鎌)
内田富雄(吉)
▽小学リレー
菅谷、平沢、志賀
▽中学リレー
鎌形、菅谷、志賀
▽青年リレー
杉山、吉田、菅谷
▽壮年リレー
遠山、太郎丸、川島
▽親子リレー
菅谷、鎌形、大蔵
▽招待リレー
菅谷野球団、菅谷陸上クラブ、明治乳業、菅谷村役場、小川信用金庫