第6巻【近世・近代・現代編】- 第5章:社会
道
嵐山町交通安全対策協議会新発足する
各種車輌の増大によって、近時の道路交通事情は死亡事故の激増、事故による重軽傷者の頻発等、まことに憂慮すべき事件を続発しております。
そこで、交通安全と円滑化、交通事故の防止、その他交通安全上の諸問題について関係機関及び関係団体と緊密な連終【絡?】を計るとともに交通道徳の昂揚、交通事故の防止に関する対策を強力に推進するため、早急に当町安全対策協議会を設置する必要が生じて参りました。
即ち役場総務課はかねてよりこの会の設立準備を企画し、ようやく成案を得て去る十月五日を期し発会のための第一回対策協議会を開催いたしました。当日は左【下】記事項を協議して、今後の活動を推進することになった次第です。
一、交通安全対策協議会々則の審議
一、幹部役員の選出
会長 関根町長(会則第五条二項による)
副会長 根岸忠与(互選)
一、交通安全施設について
(1)ガードレールの設置か処
(2)カーブミラーの設置か処
(3)通学道路、横断歩道その他
一、秋の交通安全運動の実施について
なお、委員は各職域から委嘱された次の二十五名である。
警察関係 臼倉進
塚本幹一 設楽常義
交通安全協会 根岸忠与
福島秀雄 大塚延一
商工会 島本圭三
吉野栄一
学校 千野徳造
簾藤光慶 服部正幸
安藤元治 大野養平
富居金一
PTA 中島重男
井上弥一 岩沢茂雄
市川武市 柴田美作
議会 高橋行雄
中島元次郎
学識経験者 横塚元吉
役場 関根茂章
安藤専一 奥住清交通安全パレード
『嵐山町報道』189号 1968年(昭和43)10月25日
1968年(昭和43)10月14日撮影
右:嵐山亭
左:小川信用金庫、その奥:宮沢写真館
この道の突き当りが東武東上線武蔵嵐山駅
右:島本薬局
ねぎし衣料店(足袋屋)前
右:角屋(かどや)
長島商店前