第6巻【近世・近代・現代編】- 第4章:教育・学校
幼稚園・保育園
菅谷幼稚園開園 根岸医師の努力実る
かねてから菅谷村に幼稚園をつくりたいと念願していた根岸忠与氏は自宅裏の約六百坪の敷地に幼稚園を完成。この四月から開園、園児七十二人が毎日元気に遊んでいる。教師は金子ひささん以下五名でこの仕事に熱心に取組んでいる。
『菅谷村報道』154号 1964年(昭和39)8月1日
この幼稚園は本年(1964)一月二十三日に着工し、宮本一郎氏の請負で三月三十一日に完成、敷地・道具など全部の完成は六月であった。総工費約千二百万円で建坪は百二十坪である。
菅谷幼稚園の竣工式は七月十八日に行なわれ村長・議長・議員・教育委員・農協組合長・信用金庫支店長・学校長等多数の来賓が出席して盛大に行なわれた。
(写真は菅谷幼稚園と元気に遊ぶ園児たち)