ページの先頭

第6巻【近世・近代・現代編】- 第4章:教育・学校

第2節:幼稚園・保育園・小学校

鎌形小学校

忘れない いつまでも… 鎌形小学校 閉校

 3月末で鎌形小学校が菅谷小学校との統廃合により、惜しまれながら幕を閉じました。
 3月21日には女性教育会館講堂で、保護者や地域のみなさん・同窓生など約250人が出席して閉校式が行われました。式典では宮崎孝明校長が「鎌小は、地域と学校とのコミュニケーションがとてもよくとれていて、それが子どもたちの教育にもいい影響を与えていた」とあいさつ。出席者全員による校歌斉唱では、感極まり目頭を押さえる同窓生も。別れを告げる歌声が会場に響き、改めて閉校を惜しんでいました。
 3月26日には校舎裏に記念碑を建立し、ふるさとの地に思い出を刻み込みました。
 恩師、そして地域の支えに育まれた鎌形小学校。115年の歴史の幕は閉じられましたが、一人ひとりの胸の中で、その想いが消えることはないでしょう。

沿革
明治25 年 宗信寺を借用して鎌形尋常小学校創立
明治34 年 校舎を現地に新築する
大正 6年 校舎全焼 班渓寺を仮校舎に借用
大正 7年 新校舎竣工
昭和22 年 菅谷村立鎌形小学校と改称
昭和42 年 町制施行により嵐山町立鎌形小学校と改称
昭和53 年 県教委より学校安全優良学校として表彰
昭和56 年 校歌制定
昭和58 年 旧日赤社屋移築 町に移管
平成 6年 旧日赤社屋県文化財に指定
平成13 年 特別教室棟完成(彩の国木づかい促進事業)
平成19 年 閉校記念式典挙行

『広報嵐山』193号 2007年(平成19)5月1日
このページの先頭へ ▲