第6巻【近世・近代・現代編】- 第3章:産業・観光
農事組合法人「らんざん営農」が設立されました
町のこれからの農業はどうあるべきか。嵐山町総合農政推進審議会では平成10年3月に「21世紀に向けての農業農村整備の在り方について」の答申をまとめ、町長に提出しました。農業の担い手不足や高齢化が進み、耕作放棄地が増えてゆく中で、『農業者がこれから誇りと生きがいをもって就業できるような魅力ある農業をどのように進めてゆくか』が大きな課題であり、こうした課題解決のため農業を積極的に取り組む公社的な法人の設立が提案されました。
これを受けて町では、水田農業の担い手として活躍してきた6つの営農集団の方々と共に研究を重ね、この4月に「農事組合法人らんざん営農」を設立しました。
この法人は、農業の担い手の育成、遊休農地の解消、安全・安心な農産物の生産、地産・地消の推進などの面で大いに活躍が期待されます。
主な活動内容
○田植え・稲刈りなど、農作業の請負
○田・畑の適正な管理作業
○遊休農地の借り受け
○農産物の販売
その他農業全般に関すること問合せ 農事組合法人「らんざん営農」【電話番号省略】
嵐山町広報『嵐山』156号 2004年(平成16)5月1日