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第6巻【近世・近代・現代編】- 第2章:政治・行政

第4節:平成

嵐山町

生き物シンポジウム 11/21

 11月21日、生き物シンポジウムが「トラスト地で考える身近な自然〜ぼくらはみんな生きている」をテーマに開催されました。
 嵐山町の豊かな自然に親しみ、自然のすばらしさ、大切さがわかる人々を増やし、やすらぎのある生活環境とうるおいのある地域社会をつくっていくことがシンポジウムの目的です。


午前中の現地視察では町名発祥之地記念碑の除幕式が

 午前中は、武蔵嵐山渓谷周辺樹林地の現地視察と町名発祥之地記念碑の除幕式が行われました。現地視察に参加したかたがたは約204名。天気にも恵まれ、参加者のみなさんはトラスト地を含む武蔵嵐山渓谷の散策を堪能しました。

除幕式の様子|写真

 武蔵嵐山の名称は、昭和3年に林学者の本多静六博士がこの地を訪れ、京都の嵐山を思わせる美しい渓谷を「武蔵の嵐山」と例えたことが始まりで、我が町の名称にもなりました。この地は埼玉を代表する景勝地のひとつであり、平成9年には、さいたま緑のトラスト保全地にも指定されました。生き物シンポジウムを期に、ここに碑を建て、嵐山町名発祥の記念としました。

町名発祥之地記念碑|写真
町名発祥之地記念碑

町名発祥之地記念碑周辺|写真
町名発祥之地記念碑は、あずま屋のすぐ隣です。奥に見えるトイレも、このたび完成しました。

新しく完成したトイレ|写真
新しく完成したトイレ


午後は、基調講演、事例発表、活発なパネルディスカッションが

パネルディスカッションの様子|写真

 午後は役場町民ホールに会場を移したシンポジウム。埼玉昆虫談話会長の牧林功氏を講師に招き講演が行われました。
 そして事例発表とパネルディスカッションには、北海道栗山町、群馬県月夜野町、さいたま緑のトラスト協会から発表者をお迎えし、我が町からは嵐山モウモウ緑の少年団長である国峯修さんが参加しました。
 同じ目的をもって活動する者同士、活発な発表や意見交換により交流を深めました。質疑応答では、一般のかたからも熱心な質問が寄せられました。

牧林功 氏|写真
埼玉昆虫談話会長 牧林功 氏

事例発表の光景|写真
事例発表の光景

国峯さん|写真
嵐山町からのパネラー国峯さん

牧林功 氏|写真
熱心な質問(質疑応答)

パネルディスカッションの様子|写真2

嵐山町広報『嵐山』65号 2000年(平成12)1月1日
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