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第6巻【近世・近代・現代編】- 第2章:政治・行政

第3節:昭和(町制施行後)

嵐山町

明るい町づくりの指標に:町民憲章できる
菅谷七郷合併25周年

嵐山町民憲章|写真

 菅谷、七郷合併二十五周年記念日の四月十五日、菅小体育館で町民憲章制定発表会が開かれました。
 会場には、議員、区長をはじめ町民約一〇〇名が集まりました。
 発表会は、町長の挨拶、菅小児童代表と参加者全員による町民憲章の朗読、議長、婦人教育会館館長等の祝辞で約四〇分で終わりました。
 発表会後、参加者は、外務省国内広報課長永井重信氏の「最近の国際情勢と日本」と題する講演に熱心に耳を傾けました。
 町民憲章発表までの経緯は、菅谷、七郷合併二十五周年を記念し、みんなが嵐山町に住むことの「ほこり」と「よろこび」を自覚し、健康で文化的な生活が享受できるよう、「明るく住みよいまちづくりの指標」をということで、昨年十二月十五日、町内各種団体の代表者と学識経験者二〇名からなる町民憲章策定委員会(会長 安藤専一氏)が発足しました。
 以後、この策定委員会で、調査研究を重ね、また町民の皆さんの御意見、御要望を取り入れ、二月に素案がまとまり、町長に答申がなされました。
 町長は、これを議会と協議検討し、最終的に上記のとおり決定したものです。
 私たちは、この町民憲章の意が町の行政に十分反映されるよう見守りたいものです。

『嵐山町報道』290号 1980年(昭和55)5月10日
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