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第6巻【近世・近代・現代編】- 第2章:政治・行政

第3節:昭和(町制施行後)

嵐山町

入選第二席

羽尾 小久保佐一郎
一、都幾 槻の流れ清らに
  山青く 町は豊かに
  栄えゆく あすがある町
  嵐山 嵐山
  ああ われらが 嵐山
二、先人の偉徳たたえて
  うけつがん文化めぐりて
  のぞみある 歴史ある町
  嵐山 嵐山
  ああ われらが 嵐山
三、日に月に ひらけゆく町
  和で結ぶきずなほこりて
  ともにゆく 歌がある町
  嵐山 嵐山
  ああ われらが 嵐山

志賀 滝沢利男
一、西にとき川流れは清く
  北にそびえる遠のひら
  歴史は古し武蔵野の
  その内に立つ
  われらの郷土
  いつでもみなみな
  明るく生きる
  明日へ躍進 嵐山町
二、栄ゆく産業未来に向かい
  夢は広がる かなたまで
  かがやく光をあびながら
  手をとり行こうよ
  いつまでも
  いつでもみなみな
  明るく生きる
  明日へ躍進 嵐山町

菅谷 片田真造
一、都幾の川風さわやかに
  武蔵嵐山 冬の月
  菅谷城跡の山桜
  菅谷原の黄金の波よ
  栄え嵐山 弥栄嵐山

古里 吉場雅美
一、東に朝日西秩父
  恵みおおきく地にもえて
  雲のたなびく奥武蔵
  強く伸びよ嵐山
二、若草もえる岡の上に
  おりなす錦も美しく
  水のただよう奥武蔵
  清く伸びよ嵐山
三、花は昔のそのままに
  重忠の園めぐらして
  すごもる雛の奥武蔵
  若く伸びよ嵐山
四、あしたは遠くせせらぎの
  聞けば木の間も
  こだまする
  文化をきづく奥武蔵
  高く伸びよ嵐山

菅谷 関根ひろ子
一、みんな明るく 元気よく
  大空のもとで 働く姿
  それは 尊い歴史を守り
  立派な歴史を
  つくり上げる
  ああ……働くことは
  宝なり
  若人 勇気を持って
  元気に進もう
二、みんな明るく元気よく
  ファイトマンマン
  頑張る姿
  町の産業を盛り上げ
  明るく住みよい町をつくる
  ああ ……楽しい生活は
  努力から
  みんなの手で
  嵐山町を盛んに

鎌形 小林儀作
一、秩父の嶺の空晴れて
  武蔵野原は春匂う
  花咲き鳥啼き風光る
  ああ美しき山と川
  ながめて生きるわれら幸
二、ゆたかに稔る黄金いろ
  稲田に明るく 秋の陽は
  山と積れた 繭の荷の
  走る自動車照らすなり
  平和な郷を照らすなり
三、産業 文化 中心の
  嵐山駅は 人の波
  つながる心 輪になって
  あしたのまちを築きゆく
  たのしい町を築きゆく
四、歴史は遠きそのむかし
  重忠公の館跡より
  湧き出る清水はこの町を
  文化の波でつつみゆく
  情の清水でつつみゆく

菅谷 内田喜平
一、わが民のぞむ町づくり
  すべての民が手を合せ
  清く明るくたのもしく
  二十世紀の町光る
二、秩父連山西に見て
  南都幾川清流の
  重忠公の徳を受け
  二十世紀の町光る

吉田 藤野豊吉
一、秩父嶺の東に展く丘陵の
  まろき姿に かこまるる
  平和の里に雄々しくも
  今建築の鐘がなる
二、古き館の影とめて
  清き流れの都幾川に
  武人の心 受け継いで
  なりわいの道いそしめる
三、清き自然と美しき
  心はぐくむ 町人の
  手と手結びて いざ共に
  明日ののぞみに進まなん

小川町 江原婦美
一、武蔵の丘を ばら色に
  染めてあらたな朝がくる
  わららの町よ 嵐山は
  小鳥のうたも 咲く花も
  若い希望を はずませて
  あかるいくらしひらく町
二、都幾川清く 山青く
  風はみのりを告げてくる
  われらの町よ 嵐山は
  もえたつ意気と人の和に
  自治のよろこび
  みなぎって
  たのしい夢が 育つ町
三、ほまれの歴史いまもなお
  戸毎戸毎に 灯をともす
  われらの町よ 嵐山は
  産業文化 かがやかに
  伸びて栄えて明日を呼ぶ
  平和の鐘が ひびく町

広野 杉田朝光
一、秩父高根を西に見て
  此処ぞ名におお比企の丘
  重忠公の館跡
  昔を偲ぶ山や川
二、里は開けてお蚕と
  田圃の続く米どころ
  祭太鼓の音を聞けば
  秋は黄金の稲穂波
三、天下の景勝嵐山
  流れも清き槻川は
  文化の流れそのままに
  永遠に栄えんわが町よ

菅谷 飯島留一
一、わが町に ひびく槌音
  高らかに 力強く
  あすを開く音だ
  さあ みんなで力を合わせ
  あしたの町を築こう
  産業の町 嵐山 嵐山
二、わが町に 遺る あの跡
  名も高き数々の人
  歴史の跡だ
  さあ みんなで腕くみ合って
  あしたの町を育てよう
  歴史の町 嵐山 嵐山
三、わが町に 文読む声
  学舎に 町なかに
  遍く広がる
  さあ みんなで身を高めつつ
  あしたの町を夢見よう
  文化の町 嵐山 嵐山

志賀 大野角藏
一、嵐山いよいよ文化は進み
  今やすべてが進みに進み
  産業ぼっこう 限りなし
  町に流れる 限りなし
  町に流れる 平和の声は
  すみずみまでも 行きわたり
  住みよい心地 明朗に
  時は流れて 幾千代までも
  盛んなるかな
  すすめ嵐山 すすめ嵐山

中尾 保泉一生
一、秩父嶺高く 雲白く
  仰ぐひとみに 澄むところ
  見よ新生の 大嵐山
  夢と希望の 花咲いて
  ああ はてしなく
  ひらけゆく
二、都幾川清く 水青く
  幸と恵みの 満つところ
  見よ躍進の 大嵐山
  汗と力と 人の和に
  ああ かぎりなく
  のびてゆく
三、歴史は古く 新しく
  伝統今に 継ぐところ
  見よ繁栄の 大嵐山
  自由と平和の 手を組みて
  ああ たゆみなく
  栄えゆく

鎌形 中島金吾
一、秩父嶺を はるかに仰ぎ
  槻川の 流れは清く
  響く 新生
  建設のつち音
  いまの世の しあわせ悟る
  嵐山町 おおわが町
二、よき土地の 歴史は古く
  住む人ら 直く明るく
  興る 産業
  創造のよろこび
  すぎし世の 祈りを想う
  嵐山町 おおわが町
三、人類の 平和をとわに
  打ち立てる 理想をこめて
  誓う 向上
  生活のやすらぎ
  あすの世の 栄えを約す
  嵐山町 おおわが町

吉田 小林常男
一、都幾の川原のさざ波に
  緑も映える若い町
  青空に明日を担う若者の
  大きな夢がこだまして
  伸びゆく町 緑の町
  おお嵐山 歩み続ける町嵐山
二、遠い秩父の山雪に
  心を映す若い町
  冬空に手と手をつないだ町人の
  大きな笑いがこだまして
  伸びゆく町 明るい町
  おお嵐山 明日をになう町嵐山
三、武蔵の野辺のそよ風が
  しあわせ運ぶ若い町
  大空に両手を上げた若者が
  大きな太陽輝かす
  伸びゆく町 清い町
  おお嵐山 若人の町嵐山

鎌形 大久保秀子
一、緑の森をはるかに望む
  明るきこの町 今日の為に
  みつめよ深々と
  この土地の この歩みを
  ああ明るき嵐山 嵐山町よ
二、山河ゆかしき美雲は湧きぞ
  緑のこの町 あすの為に
  思えよいついつも
  この土地の この励みを
  ああ緑の嵐山 嵐山町よ
三、町の大河は流れも清く
  輝けこの町 未来の為に
  考えよしみじみと
  この土地の この能力を
  ああ輝け嵐山 嵐山町よ

越畑 久保茂男
一、花に紅葉に都人士を
  招きて清き槻川の
  岩間の水に鮎躍る
  我等嵐山町に住む
二、八幡の森神寂びて
  木曽の英雄義仲に
  ゆかりも深き清水湧く
  我等嵐山町に住む
三、今は昔の戦神
  鬼鎮神社は産土の
  平和と富の守り神
  我等嵐山町に住む

吉見村 長島進
一、歴史の苑に 花芳る
  重忠公が 覇府の郷
  星霜人は 移れども
  久遠に咲かす 人情美
  おお嵐山町 わが郷土
二、往来の人の 眉若く
  その唇に 満つる歌
  銀鱗躍る 槻川の
  流れも清し 日本一
  おお嵐山町 わが楽土
三、広がる家並み 伸びる舗
  比企野に築く 新文化
  鬼鎮様に 合わす手が
  力と愛の 朝を呼ぶ
  おお嵐山町 わが誇り

吉見村 長島進
一、槻川の水音澄みて
  塩山の秀づるところ
  景勝の四方に展けて
  玲瓏と輝く町よ
  おお嵐山 光の都
二、黄金の稲穂の風が
  工場の窓打つところ
  店々に生気溢れて
  溌剌伸びゆく町よ
  おお嵐山 希望の都
三、露繁き史蹟の草に
  情愛の花咲くところ
  鬼神の健御稜威が
  夢を呼ぶ歴史の町よ
  おお嵐山 理想の都

平沢 山田功
一、都幾の川面の朝光に
  色鮮やかなさくら花
  絶えることなく
  行く川の如
  伸びよ
  武蔵の大地の上に
  いざ 真求めて
  我らが若き町
  美しき町 ああ嵐山
二、鳩の羽搏き音清く
  瑞雲たなびく遠の平
  幸を願いて
  飛ぶ鳩の如
  伸びよ
  武蔵の大地の上に
  いざ善を求めて
  我らが若き町
  豊かなる町 ああ嵐山
三、重忠公の伝統と
  ささら舞踊に古の
  ゆかしき香流す
  歴史の町よ
  伸びよ
  武蔵の大地の上に
  いざ美を求めて
  我らが若き町
  逞しき町 ああ嵐山

小川町 江原輝二
一、武蔵野の丘どよもして
  もりあがる 清新の意気よ
  勤労の 汗もたのしく
  躍進のうたごえつづく
  おお 嵐山
  この町にわれらは集う
二、都幾川の山水清く
  虹を呼ぶ ゆたかな土よ
  生産の 力あふれて
  ゆるぎないしあわせ育つ
  おお 嵐山
  この町をわれらは担う
三、ふるさとの歴史に映えて
  咲き匂う 文化の花よ
  共栄の くらしあかるく
  新しい平和はここに
  おお 嵐山
  この町にわれらは歌う

東京都 渡辺湜男
一、建ち行く町にわきあがる
  明日への力 たくましく
  喜びをめざし
  幸福をめざし
  わきあがる わきあがる
  嵐山の力
二、明け行く町にふりそそぐ
  恵みの光 美しく
  喜びをたたえ
  幸福をたたえ
  ふりそそぐ ふりそそぐ
  嵐山の光
三、伸び行く町に花開く
  栄えの心 誇らしく
  喜びとともに
  幸福とともに
  花開く 花開く
  嵐山の心

根岸 根岸進
一、めぐみ豊な武蔵の野辺に
  明るい自治のいしずえすえて
  農工商の共栄うたう
  田園都市はわれらの理想
  嵐山これぞわが町
  わが故郷
二、都幾は流れる古城のほとり
  古き歴史と伝統をうけて
  この地に生きるほこりを胸に
  今ぞきずかん希望の楽土
  嵐山これぞわが町
  わが故郷
三、秩父の山脈け高く澄みて
  変らぬ姿は平和のしるし
  愛の心でたがいに和して
  明日の栄を開きてゆかん
  嵐山これぞわが町
  わが故郷

根岸 根岸妙
一、めぐみゆたかな武蔵野に
  理想にもえて意気たかく
  田園都市の建設に
  いま立ちあがる嵐山の
  希望のあすに光りあれ
二、青史にかおるその史蹟
  高き文化をうけつぎて
  うぶ湯の清水わくところ
  英雄生れし地にあれば
  ああ水清く人若し
三、都幾の流れにうるおいて
  人の心も美しく
  平和なさとと栄えきて
  今ぞ明るき自治のもと
  われら偉業をなさんかな
四、け高き秩父の山なみの
  ゆるがぬ姿仰ぎみて
  ここに共存共栄の
  楽土めざしていま進む
  田園都市にさかえあれ

『嵐山町報道』173号 1967年(昭和42)5月15日
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