第6巻【近世・近代・現代編】- 第1章:地誌
比企郡神社明細帳
埼玉縣武蔵國比企郡菅谷村大字遠山字蛇跡
村社八幡神社(はちまんじんじゃ)
一、祭神(さいじん)
譽田別命*1一、由緒 創立年月不詳明治四年中(1871)村社書上濟(すみ)
一、社殿 本殿
一、境内 四百十七坪
一、氏子 貮拾参戸
*1:譽田別命(ほむたわけのみこと)…皇統では、第14代仲哀天皇と第16代仁徳天皇の間の第15代応神天皇(在位、西暦270年〜310年)であるが、4世紀末から5世紀初頭の頃在位したとみられる大王。記紀(古事記・日本書紀)では、治世中に多数の渡来人が来て漢字や儒教、養蚕など大陸の文物・技術を伝えた。騎馬民族説では、朝鮮から渡来した征服王朝ともいう。
「昭和38年度文書 埼玉県学事課 比企郡神社明細帳」