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第6巻【近世・近代・現代編】- 第1章:地誌

第6節:菅谷村郷土誌

第一編 自然界

第二章 水界

第一節 河

都幾川(ときがわ)ハ本流ヲ都幾山ニ発シ西南ヨリ来リテ本村ニ入ル村ノ中央ニ於テ西方ヨリ来レル槻川(つきがわ)ト合シ横断シテ東流セリ
槻川ハ本流ヲ秩父郡槻川村*1ヨリ発シ西方ヨリ来リテ都幾川ト合ス
市ノ川(いちのかわ)ハ隣村八和田村ヨリ發シ東北ノ境上ヲ流ル

*1:槻川村は現・東秩父村。


第二節 沼

池沼ノ最モ大ナルヲ大字志賀水境沼(みずさかぬま)トス。反別一町歩アリテ十三町歩ノ水田ニ潅漑セリ。沼数四十二個処アリテ皆潅漑ニ便セリ


第三節 水利ノ梗概

本村ノ河沼ハ皆水田ニ潅(そそ)ギ水稲ヲ栽培スルニ便セリ。其ノ水域ヲ挙ゲレバ都幾川水域四十町歩、槻川水域六町五反歩、池沼ノ水域百十八町歩ニ及ベリ

『菅谷村の郷土誌』1912年(明治45)?
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