⑫嵐山町では、6月1日なるとどこの家でも庭かカイドーで麦わらを炊き、この時のことを語り合いながら、みんなおしりをあぶります。これをケツアブリといい、ケツアブリをしておまんじゅうを食べると、身体は健康で体力がつくといわれます。この習慣は、埼玉県内のあちこちで行われていましたが、昭和の初め頃から次第に行われないようになりました。 ところで、龍を退治した田村麻呂たちは、また旅を続け、東北地方まで行ったそうだとさ。