夜は白いご飯を食べるという家がほとんどでした。今とは異なり、ふだんのご飯は麦を混ぜたものだったので、白米だけのご飯は御馳走だったのです。 神様に供えたものは「4日の風に吹かせるな」と3日の夕方には全部下げます。また、お炊き上げといい、3日か4日には年男が米を炊いてメンパに盛って年神様にあげました。「これで正月の食いもんは終わり」という意味でもありました。