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第6巻【近世・近代・現代編】- 第8章:女性の活動

第3節:法人組織

国立女性教育会館 (NWEC)

国立婦人教育開館 研修に交流に利用開始

 本格的な婦人教育の場として、全国から注目されている。国立婦人教育会館の一般利用が、十月二十日から始まりました。
 まちかねた開館に、多くの団体が訪れ、嵐山町内の婦人会などと交流が行われました。
 現在完成しているのは、管理棟のほかには、研修施設、宿泊施設が主なものですが、最終的には、温水プール、体育館、草原運動場などの体育施設や茶室などが造られ、また、図書などの資料も整備され、一四万一千m2の敷地をフルに利用して研修、交流、情報提供などが行われることとなります。
 婦人教育、家庭教育についての研修や研究に施設を利用したい方は、直接会館へ申し込むか【省略】。
 利用の諾否は、施設の利用状況や、利用目的を検討した上で、文書で連絡されることになっています。
 料金
施設の利用は無料です
宿泊料 一人一泊につき千円
食事代 各自の好みに応じて選択できるようになっています
    一日三食で一、五〇〇〜二、〇〇〇円
 宿泊せずに施設だけを利用することもできます。
 利用できない日
毎月第一月曜日、第三月曜日
年末、年始(十二月二十八日から一月四日)
 せっかく地元にできた施設です。該当する計画をお持ちの方は、どんどんお申し込みください。

『嵐山町報道』268号 1977年(昭和52)11月1日
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