第6巻【近世・近代・現代編】- 第5章：社会
第1節：社会基盤・通信・交通
道
自衛隊施設部隊による越畑串引道路改良工事
定例村会
九月二七日に開かれた定例村議会は一般質問が行なはれたが各議員とも土木事業に最大の関心を示し、議論の多くはこの面に集中された。北部地区の開発を説く宮本氏、農免道路問題を質した長島氏、串引道路について市川氏、ゴルフ場内の道路を金子氏、市街地整備の促進を訴へる高橋氏、水道行政をつく中島氏、学校橋の修理を強調する山下氏、等々いづれも土木行政に質問が展開された。
（一般質問）
【省略】
『菅谷村報道』170号 1966年(昭和41)12月15日
市川紀元議員 串引道路は十月から自衛隊が入ってくるという話を聞いたが、実施の時期、人数、宿泊場所、地元の協力方法などについてききたい。
中島総務課長 古賀の自衛隊がくることになっている。実施時期は十月十日前後と見られる。大体一ケ月間の予定である。人員は作業隊長以下二五名、宿泊の場所は七郷公民館の二階、事務室、消防車庫の二階などを使用する。炊事場所は仮設する。自転車置場を風呂場と洗濯場とする。便所は小学校の西側を使用する。地元の協力方法は木の伐採、連絡員に二名程度必要である。
市川氏 炊事やお茶を湧かすのはいらないか。
中島課長 湯茶についてはすでにやったところに問合せてやりたい。
【省略】
自衛隊施設部隊による越畑串引道路改良工事（古い写真）
