このグラフは埼玉県さいたま市大久保条里遺跡の結果をもとに作成したものです。中世のマツ属の著しい増加を見ることができます。ただ、例えば中世の畑作作物(アブラナ、綿花など)は、昆虫が花粉を運ぶ虫媒花で、花粉の量が少なく、花粉分析には適さないこともわかります。