ページの先頭

さし銭

『山王霊験記』|写真

『山王霊験記』(大阪府和泉市立久保惣記念美術館蔵)
紐を通してまとめた銭を「さし銭」といいます。縁側にさし銭が置かれ女性が金貸しと話をしています。さし銭の100文は銅銭100枚ではなく、普通96枚前後でまとめたものでした。さし銭100文の価値は室町時代ではおよそ米一斗が買えるほどだったようです。

このページの先頭へ ▲