松山城主上田朝直(ともなお)が病気のときに夢で東秩父村のこの寺を知り、病気治癒(ちゆ)を祈願して全快したのを契機として上田氏一族の菩提寺(ぼだいじ)となったと伝えられる日蓮宗の寺です。上田氏一族の墓や数多くの中世文書、板碑などが県や村の指定文化財となっています。