武蔵国を中心とする関東には坂東八平氏の秩父(畠山)氏をはじめ、武蔵七党と呼ばれる多くの武士団がありました。彼らは同族の結束が堅く、戦場では勇敢に戦う精鋭軍団でした。源氏や平氏の棟梁と結んで在地における勢力を次第に拡張していきました。